始めに言っておきますが、本業を辞めずに起業する事は可能です。
本業を辞めずに起業する「プチ起業」は、多くの方が始めています。
今回の記事の内容は、
- 副業と起業の違い
- 副業で起業するメリット・デメリット
この2点を中心に解説していきます。
「副業」と「起業」の違い
いきなり起業の解説に行く前に、まず「副業」と「起業」とはどの様な違いがあるのか理解して行きましょう。
- 副業:本業以外で収入を得る方法
- 起業:事業を立ち上げて自分が事業主になる方法
イメージとしては、副業は本業以外に誰かに雇われたり給料を貰う立場で、起業は本業以外に誰にも雇われず自身でお金を生み出すと覚えておいてください。
本業を辞めずに副業で起業する方法
本業を辞めずに副業で起業する方法は、2種類存在します。
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この2つの起業方法を紹介します。
法人会社を設立して起業する
法人会社を設立するためには、「定款」や「登記」などの法的手続きが必要となり、手続きに手間とお金が掛かります。
また開業や副業にも十万円以上のお金が発生し、資格も必要となります。
法人会社は開業までに様々な手順が必要で面倒ですが、社会的信用は高く優秀な人材も集まりやすいので、大きな事業を始めたいと言う方は法人会社の起業がおすすめです。
個人事業主として起業する
個人事業主として企業する場合は、「開業届」を提出するだけなので誰でも簡単に最短即日で企業する事が可能です。
本業を辞めずに企業したい方は、この個人事業主として起業する事をおすすめします。
本業を辞めずに副業で起業する手順
今回は個人事業主として起業する手順を紹介して行きます。
個人事業主として起業する際は、3つの手順で完了します。
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では個人事業主として起業する3つの方法を順に紹介して行きます。
税務署に「開業届」を提出
個人事業主として起業するためには、まず税務署に「開業届」を提出する必要があります。
開業届の容姿を受け取る方法は、
- 税務署の窓口で受け取る
- 国税庁のホームページでダウンロード
開業届は提出後、最短即日で受理されるので時間は掛かりません。
開業届は、個人事業主補助金申請の際に必要になる場合がある為、捨てたりなくしたりしない様にきちんと管理しておきましょう。
都道府県に「事業開始等申告書」を提出
開業届を提出後は、「事業開始等申請書」を提出する必要があります。
参照:経理COMPASS
事業開始等申告書は、それぞれの都道府県が管理している書類なので、それぞれの都道府県で提出期限などが異なります。
その為あなたのお住まいの都道府県の事業開始等申請書の提出期限を確認しておきましょう。
節税対策として「青色申告承認申請書」を提出
起業後、節税対策の為に「青色申告承認申請書」を提出する必要があります。
青色申告承認申請書は開業後2ヶ月以内に提出する必要があります。
青色申告がみとめられると「最大で65万円の控除」「赤字損失繰越3年間」などの控除を受ける事が出来ます。
確定申告について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
副業を行っているみなさん、税金や確定申告についてしっかり理解していますか?税金y確定申告についてしっかり理解していないと…
この3つの手順で、個人事業主として起業する事が出来ます。
本業を辞めずに副業で起業するメリット
本業を辞めずに副業で起業するメリットは、多く存在します。
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この3つのメリットについて紹介します。
起業のノウハウを理解する事が出来る
起業する事で、お金に関する情報や社会に関する情報を身につける事が出来ます。
また本業を辞めずに起業する事で、本格的な軌道に乗ればそのまま本格的な起業にする事も可能です。
自分のペースで事業を進めることが出来る
起業する事で、自身の判断で事業の拡大縮小を行う事ができるメリットがあります。
自身の判断で全てを決定する事が出来るので、一人で気軽に事業を進める事が出来ます。
金銭的リスクが少ない
本格的な起業を行った場合、もし失敗してしまうと取り返しの付かない状態になる場合があります。
ですが本業を辞めずに企業をする事で、もし失敗した場合でも本業の収入があるので安心して事業を行う事ができます。
リスク無しで始められる事も、本業辞めずに起業するメリットとなります。
本業を辞めずに副業で起業するデメリット
残念ながら本業を辞めずに副業で起業するデメリットは、多く存在します。
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この2つのデメリットについて紹介します。
プライベートな時間が少なくなる
起業したからといっても仕事は仕事で、本業以外の時間も仕事を行う事になります。
起業する事で、家族サービスや趣味などの時間も自然と少なくなってしまいます。
きちんと休む時は休むなどどプライベートな時間を作る様にしましょう。
体調管理が難しくなる
先ほども解説した様に、本業以外の時間も仕事をする様になるので、肉体的疲労・精神的疲労が大きくなります。
体調管理をきちんと行わないと、本業が疎かになる可能性もあるので、きちんと体調を整える様にしましょう。
まとめ
今回の記事で覚えておいて欲しい事は、下記の様になっています。
- 本業を辞めずに起業したい方は、個人事業主として起業する事をおすすめします
- 起業した場合、自身のペースで事業を進める事が出来ます
- 起業した場合、体調不良などで本業に影響がでない様に注意する必要がある
今回は当サイトに記事を読んでいただきありがとうございます。
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